公的機関の専門家として事業計画策定の支援を行うことが増えてきました。

業種は商社、ものづくり、研究開発系、飲食店、スクールなど様々です。

経営者の皆さん、日々売上を上げることやお客さんや従業員のことなど頭も体もフル回転で多忙です。

私が支援しているのはそんな経営者やリーダーの方の頭の中のアウトプットのお手伝いです。

こうした支援は地味ではありますが、人に質問され、話すことで頭が整理され、言語化、図表化されることを通じて気づきがある、楽しいと感想を伺います。

やはり他人に対して自社や自分の理念や目標、現状(ビジネスチャンスや強み、今後の方針、マーケティング、プロセス、ビジネスモデル、財務状況)、目標達成に向けた今後の課題や対策、スケジュール、リスクなど幅広く話をする機会はないので、質問され話をしているうちに、頭が整理されてやるべき事が明確になり、モチベーションが上がります。従業員にも変化が見られるケースもあります。

事業計画の策定は、売上やコスト削減に直接つながるものではありませんが、それらの取り組みを効率的、効果的に推進できる経営企画書です。

中小企業診断士は企業の成長を支援するプロとして経営全般における多角的な視点からアドバイスが可能です。

補助金や金融機関からの借入のための説明書ではなく、経営企画書としての事業計画書を作ってみてはいかがでしょうか。

カテゴリー: 事業計画