
新シリーズ『生成AI×事業構想:アイデアをビジネスに変えるプロンプト術』
「新しいビジネスを始めたいけど、何から手をつければいいか分からない…」 「アイデアはあるけれど、それをどう具体化し、磨き上げていけばいいんだろう?」 「市場調査や競合分析に、もっと時間をかけずに、もっと深くできたら…」
皆さんこんにちは!事業構想×生成AI活用アドバイザー(中小企業診断士)の津田です。
実際に事業構想を考え始めると、最初の段階で誰もが一度はこんな悩みや壁にぶつかるのではないでしょうか?
アイデアを練り、情報を集め、分析し、計画に落とし込む… このプロセスは、非常に創造的でエキサイティングな反面、孤独で、時間もかかり、途方もなく感じられることもあります。
しかし、今、このプロセスを劇的に変える可能性を秘めた技術が登場しています。それが『生成AI(Generative AI)』です。
ChatGPTやGemini 、Claudeといった対話型AIの進化は目覚ましく、もはや単なる「調べ物ツール」ではありません。
私たちの問いかけ(プロンプト)次第で、アイデア出しを手伝い、分析の視点を与え、壁打ち相手になり、さらには文章作成までサポートしてくれる、強力な『思考パートナー』『共創パートナー』になり得ます。
もし、あなたの頼れる相談相手として、24時間いつでも壁打ちに付き合ってくれる、超博識なAIアシスタントがいたら…
あなたの事業構想は、どのように変わるでしょうか?
目次
1. この新ブログシリーズについて『AI×事業構想』で未来を創る
この新シリーズでは、まさにその「AIを事業構想のパートナーにする方法」に焦点を当てます。
テーマ
事業を構想する各ステップ――アイデア発想、顧客理解、競合分析、自社分析(SWOT)、価値提案、チャネル戦略、ビジネスモデル骨子作成などにおいて、生成AIを具体的にどう活用できるか、その実践的な『プロンプト術(AIへの指示・質問のコツ)』を分かりやすく解説していきます。
対象読者
新規事業を考える起業家、個人事業主、企業の新規事業担当者、そして「AIを使ってみたいけど、どう事業構想に活かせばいいか分からない」と感じている全ての方々です。特別なITスキルは必要ありません。
シリーズで得られること
このシリーズを通じて、AIを使いこなすことで…
① 圧倒的な時間短縮と効率化: 情報収集や分析、資料作成の時間を大幅に削減。
② 思考の深化・多角化: 自分一人では得られない多様な視点やアイデアを得る。
③ アイデアの質の向上: 多角的な検討により、より洗練されたアイデアへ。
④ 言語化・可視化の促進: 頭の中のモヤモヤを整理し、具体的な言葉や構成にする手助け。
といったメリットを享受し、最終的により質の高い事業構想を、よりスピーディーに創り上げることを目指します。
これらのメリットは、具体的にどのような場面で感じられるのでしょうか?
いくつか、少しマニアックかもしれませんが、重要な例を挙げてみましょう。
例えば、あなたが非常にニッチな市場で、独自の強いこだわりを持つ商品を展開しようとしているとします。
競合は少ないけれど、熱心なファンを持つ手強い相手がいる。
成功のためには、その競合が「どのような言葉を選び」「どのような感情に訴えかけ」「どのような世界観を提示して」顧客の心を掴んでいるのか、そのウェブサイトやSNS、メルマガなどから滲み出る『空気感』や『行間』のような、データ化しにくいけれど重要なニュアンスまで深く理解したいと考えたとします。
従来であれば、競合の発信する情報をひたすら読み込み、感覚的にその「らしさ」を掴もうとするしかなく、膨大な時間と手間がかかる上に、分析が主観に偏る可能性もありました。
しかし、ここで生成AIが活躍します。
競合と自社のブランディングを比較する時に、AIに競合のWEBサイトを読み込ませて
「この競合ブランドの『トーン&マナー』を分析して」「主にどんな感情に訴求している?」「繰り返し使われるキーワードは?」といったプロンプトを与えることで、人間が読むより遥かに速く、客観的な分析結果や要約を得ることができます。
さらに、「競合Aと競合Bのメッセージング戦略の違いを比較して」といった指示も可能です。
このタスクはChatGPT o3が得意です。
これにより、
①分析にかかる時間を劇的に短縮
②人間が見落としがちなパターンやニュアンスをAIが客観的に示してくれることで分析の質を高め
③これまで時間や手間の問題で諦めていたかもしれない『競合の深層心理への洞察』
という、新たな可能性を手にすることができます。
あるいは、あなたは非常に特殊な専門分野のサービスを提供しようとしており、ターゲット顧客も極めて限定的だとします。
その顧客が日々の生活や仕事の中で「どんな専門用語を使い」「どんな情報源を信頼し」「どんな小さなストレスや願望を抱えているのか」、表面的な調査だけでは見えない深層心理まで理解したい。
しかし、対象者が少ないためアンケートは難しく、個別のインタビューも時間とコストがかかります。
こういう時もAIが役立ちます。
限られた情報(例えば、その分野の専門ブログの記事、想定顧客が使いそうなオンラインコミュニティの(匿名化された)議論など)をAIに与え、「この顧客層が使いそうな専門用語トップ10は?」「彼らが抱えがちな、あまり表に出さない悩みやストレスは何だと思う?」「彼らの1日の典型的なスケジュールを想像して描写してみて」といったプロンプトで、顧客像の解像度を一気に上げるための仮説やインサイトを得ることができます。
これにより、
①本来なら多大な時間とコストがかかる深層理解への時間を短縮
②AIが多様な視点から生成する仮説によって顧客理解の質を高め
③よりパーソナライズされた、顧客の心に深く刺さる価値提案やコミュニケーション戦略を練る可能性
が生まれます。
もう一つ例を挙げます。
あなたの新しいサービスが、非常に革新的で技術的な内容だとします。
その価値(VP)は大きいものの、専門家以外にはその凄さやメリットが一言では伝わりにくい。
顧客となる企業の担当者(必ずしも技術に詳しくない)に、短時間で「なるほど!」と直感的に理解してもらう必要があります。
そのための気の利いた「例え話」や「似たような話」を考えたいけれど、なかなか良いものが思いつかない…。
こんな時、AIは優れた発想支援ツールになります。
あなたのサービスの技術的な説明と、それが顧客にもたらす具体的なメリット、そして聞き手の知識レベルをAIに伝え、「このサービスの価値を、中学生にも分かるような、身近な物事に例えて3つ説明して」「この技術の革新性を、歴史上の出来事に例えるとしたら?」といったプロンプトを投げかけます。
あるいは「◯◯◯な状況で、◯◯◯を望む◯◯◯◯な人に刺さるメッセージとは?」などでも良いでしょう。
AIは、あなたが思いもよらなかったような、分かりやすく、記憶に残りやすい「例え」のアイデアを複数提案してくれます。
これにより、
①説明方法を考える時間を短縮し、
②多様な表現案から最適なものを選ぶことでコミュニケーションの質を高め、
③これまで専門的すぎて説明を諦めていたかもしれない層にも、サービスの価値を効果的に伝える可能性
が生まれます。
さて、ここまで3つの具体的な活用例を見てきましたが、「本当にAIに、そんな人間のような分析や発想ができるのだろうか?」と、まだ半信半疑の方もいらっしゃるかもしれませんね。
もちろん、AIは魔法の杖ではありません。
ここで挙げた例は、現在の主要な生成AI(ChatGPT、Gemini、Claudeなど)が持つ能力を活用すれば、十分に実現可能、あるいは強力にサポート可能な領域なのです。
なぜなら、これらのAIは、
① 大量のテキストデータを処理・分析する能力(→競合分析での要約やパターン抽出)
② 文脈を理解し、与えられた情報から推論する能力(→ペルソナの行動や心理の仮説生成)
③ 多様な表現やアイデアを創造的に生成する能力(→比喩表現やキャッチコピーの提案)
といった、まさに事業構想プロセスで役立つ能力を持っているからです。
競合分析は①の能力、ペルソナ深掘りは主に②の能力、比喩表現は③の能力が活きる場面、というわけです。
ただし、重要な注意点も改めてお伝えします。
AIの回答は、あなたが与える情報と指示(プロンプト)の質に大きく左右されます。
また、情報の正確性は常に確認が必要ですし(AIは時々、もっともらしい嘘もつきますし頑なに間違いを認めない時もあります)、AIはあくまで思考を助けるツールであり、最終的な判断は人間が行う必要があります。
この点を理解した上で活用することが、AIを真のパートナーにする秘訣です。
このシリーズでは、こうしたAIの能力を最大限に引き出しつつ、注意点も踏まえながら、事業構想に役立てるための具体的な『プロンプト術』を探求していきます。
2. そもそも生成AIとは? なぜ事業構想の『武器』になるのか?
事業構想における有効性は、下記のようなものになります。
- 無限の壁打ち相手になってくれる(コーチとして質問してもらうこともできます!)
- 超高速リサーチャーとして情報収集を助けてくれる
- アイデア発想の泉として多様な選択肢を示してくれる
- 思考整理&言語化サポーターとして頭の中をクリアにしてくれる
3. AIの力を引き出す『プロンプト』の基本のキ
生成AIを使いこなす鍵は「プロンプト(Prompt)」、つまりAIに対する「指示」や「質問」の仕方にあります。
同じAIでも、プロンプト次第で返ってくる答えの質は天と地ほど変わります。
良い結果を引き出すための、基本的なプロンプトのポイントをいくつかご紹介しましょう。
① 役割(Role)を与える
AIに特定の専門家になりきってもらいます。「あなたは経験豊富なマーケティングコンサルタントです。
〇〇についてアドバイスをください。」のように依頼すると、その役割に合った視点で回答してくれやすくなります。
② 何をしてほしいか明確に
「〇〇のメリットとデメリットを教えて」「△△のアイデアを5つ提案して」など、AIに実行してほしいタスクを具体的に伝えます。
曖昧な指示では、期待する回答は得られません。
③ 必要な情報を与える
あなたが置かれている状況、目的、前提条件、ターゲット顧客など、AIが回答を生成するために必要な背景情報をできるだけ具体的に伝えます。
情報が多ければ多いほど、AIは的確な回答をしやすくなります。
④ 欲しい形を伝える
回答をどのような形式で出してほしいか(箇条書き、表形式、〇〇字程度の要約、など)を指定すると、後で自分が使いやすい形で情報が得られます。
⑤ 一発で諦めない
最初の回答が完璧でなくてもがっかりしないでください。
AIとの対話は「一往復」で終わるものではありません。
「もっと〇〇の視点を加えて」「△△について、さらに詳しく教えて」のように、対話を重ねて回答を深掘りし、精度を高めていくことが重要です。
【簡単な例】
- 悪い例: 「新規事業のアイデア教えて」
- 良い例: 「あなたは中小企業向けの経営コンサルタントです。私が持つ『〇〇(自分の強みやリソース)』を活かして、現在の『△△(社会的な課題や顧客の不満)』を解決できるような新しいサービスのアイデアを、箇条書きで5つ提案してください。それぞれのアイデアについて、簡単なターゲット顧客と提供価値も添えてください。」
どちらがより具体的で役立つ回答を得られそうか、イメージできますよね? このシリーズでは、各テーマに合わせた具体的なプロンプト例を多数紹介していきます。
4. 主なAIツール紹介(超入門)
現在、様々な生成AIツールが登場しており、それぞれが急速に進化しています。
このシリーズでも具体的な活用場面で触れていきますが、まずは代表的なツールと、事業構想のどんなタスクで特に活躍しそうか、簡単なイメージをご紹介します。
ChatGPT (OpenAI)
特徴
最も有名で汎用性が高く、自然な対話、文章生成、要約、翻訳、アイデア出しなど幅広いタスクに対応します。基盤となるモデルは常に進化しており、無料版でも利用できますが、有料プラン(ChatGPT Plusなど)では、より高性能なモデルが利用可能です。
主なモデルシリーズ
GPT-4 シリーズ (例: GPT-4, GPT-4o)は高度な推論能力、創造性、長い文脈の理解力に定評があります。GPT-4oは特に速度、効率性、マルチモーダル(テキスト、音声、画像)対応が強化されています。最近の動向では、さらに推論能力を強化したモデル(例:「oシリーズ」など ※)や、速度・コスト効率に特化したモデルなども登場してきています。
リサーチ機能について
最新の高性能モデルは、Webブラウジング機能を備えており、リアルタイムの情報収集や、その情報を基にした分析・要約も可能です。
動画生成AI「Sora」
OpenAIは、テキストから非常にリアルな動画を生成する「Sora」というモデルも発表しています。これは対話型AIとは異なりますが、事業構想におけるイメージ作りなどに活用できる可能性を持つ最先端技術です。
事業構想での活用イメージ
アイデアのブレスト、文章・コピー作成、複雑な問題の壁打ち、データ分析(対応モデルの場合)、Webリサーチ(対応モデルの場合)など、非常に幅広いタスクに対応できます。特に創造的な発想や多様な文章生成が得意です。
Gemini (Google)
特徴
Google検索との強力な連携により、Web上の最新情報へのアクセスや多様な情報ソース(Webサイト、ニュース、YouTube、Googleマップ等)を横断的に参照することに長けています。「Deep Research」機能などを活用すれば、深い情報収集が可能です。Google Workspace(ドキュメント、スプレッドシート等)との連携も進んでいます。
モデルの種類と進化
高い能力を持つ「Pro」モデルと、速度とコスト効率を重視した「Flash」モデルなどが存在します。また、「Gemini 2.5 Pro」のような実験的バージョンも登場しており、より高度な推論能力やマルチモーダル(画像、音声、動画の理解)を目指して継続的に進化しています。
特に新しいProモデルでは、一度に扱える情報量(コンテキストウィンドウ)が大幅に増加しており、長文の文書や複雑な指示に対する理解度・精度が向上していると言われています。
個人的には大量のデータを、複雑なタスクに意図したとおりに処理する能力が高いと思うのでオススメです。
事業構想での活用イメージ: 最新の市場トレンドや競合の動向調査、長文のレポートや複数資料の読解・分析・要約(大容量コンテキスト活用)、多様な情報ソースからのインスピレーション獲得、Google Workspaceでの作業効率化などで力を発揮します。
Claude (Anthropic)
特徴: 非常に長い文章(数十万トークン)の読解・要約能力、より自然で人間らしい、あるいは特定のトーン(丁寧、共感的など)での対話や文章作成に定評があります。
Claude 3ファミリー(Opus/Sonnet/Haiku)のように、能力・速度・コストでモデルを選べるようになっています。最近では音声機能の追加も報じられています。
便利な「Artifacts」機能
加えて、チャットの横にある専用ウィンドウに、コードスニペット、テキストブロック、リスト、簡単な図(Mermaid記法など)、さらには基本的なWebデザインなどを生成・表示できる『Artifacts』機能は、生成された情報をその場で編集したり、コピーして活用したりする上で非常に便利です。
事業構想での活用イメージ
長文の業界レポートやインタビュー記録の要約・洞察抽出、ブランドストーリーや顧客への丁寧なメッセージ作成、複雑な内容の壁打ち相手、感情に寄り添うようなコーチング的な対話などで力を発揮します。
Artifacts機能を使えば、SWOT分析の結果を表形式で出力させたり、簡単な思考整理の図を作成させたりして、その後の利用をスムーズに行えます。
Perplexity (Perplexity)
特徴
対話形式で回答する際に情報源(参照元URLなど)を明示してくれる、リサーチ・情報収集に特化したAI。
事業構想での活用イメージ
信頼できる情報源に基づいた市場データ収集、競合の具体的な施策のファクトチェック、専門的な情報の初期調査など、情報の正確性や出典確認が重要なリサーチ場面で依然として有効です。
【重要】進化の速さとモデル選択、そしてツールの連携
注意点として、AIモデルの名前(GPT-4, GPT-4o, Gemini 1.5 Pro, Claude 3 Opusなど)や性能は非常に速いスピードで更新されていきます。
また、多くのサービスで無料版と高性能な有料版が存在し、使える機能やモデルが異なります。
したがって、「このタスクにはこのツール/モデルが絶対!」と固定的に考えるのではなく、常に最新情報をチェックし、実際に試してみて、その時点での性能や自分の目的に合ったツールを選択・活用する姿勢が重要です。
そして、これらのツールは万能ではなく、得意不得意があります。
目的に応じて最適なツールを選び、時には複数のツールを組み合わせて(例:PerplexityやGeminiでリサーチし、その結果をChatGPTやClaudeで分析・要約・文章生成する)、結果を統合していくことが、AIリサーチと事業構想の精度と効率を高めるコツです。
まずは無料プランなどでこれらのツールに触れ、その能力と限界、そして自分との相性を確かめてみてください。(利用規約等は各自ご確認ください)
5. AIを使う上での『心構え』と注意点
AIは強力なツールですが、使う上でいくつか注意すべき点があります。
鵜呑みにしない! ファクトチェックは必須
AIは学習データに基づいて「もっともらしい」回答を生成しますが、それが事実であるとは限りません。特に重要な情報(統計データ、法律、専門知識など)については、必ず信頼できる情報源で裏付け(ファクトチェック)を取りましょう。
機密情報は慎重に
対話型AIに入力した情報が、AIの学習データとして利用される可能性があります。自社の未公開情報、顧客の個人情報などの機密性の高い情報を入力するのは避けましょう。各ツールのプライバシーポリシーを確認することも重要です。
AIは『副操縦士』、判断は『機長(あなた)』
AIはあくまで思考を助けるツールです。どんなに優れた提案に見えても、それが自社の状況や価値観に合っているか、倫理的に問題ないか、そして最終的に実行するかどうかは、あなた自身が判断・決断する必要があります。
倫理的な利用を心がける
生成されたコンテンツの著作権、他者のプライバシー侵害などに繋がらないよう、倫理的な配慮を持って利用しましょう。
AIを「魔法の杖」ではなく「賢い道具」として捉え、その特性と限界を理解した上で、上手に付き合っていくことが大切です。
6. 今後の連載予定:AIと巡る事業構想のステップ
このシリーズでは、以下のようなテーマに沿って、具体的なプロンプト例と共にAI活用術を探求していく予定です。(順序や内容は変更する可能性があります)
- 第2回:AIと『アイデアの壁打ち』編
- 第3回:AIで『顧客解像度』を上げる編
- 第4回:AIで『競合リサーチ』を加速する編 (Perplexityなども活用)
- 第5回:AIで『自社分析&SWOT』を客観視する編
- 第6回:AIと『刺さる価値提案』を創る編
- 第7回:AIで『チャネル戦略』の仮説を立てる編
- 第8回:AIで『ビジネスモデルの骨子』を描く編
- 第9回:AIで『簡易収支計画&ネーミング』を考える編
- 第10回:AIで『事業構想』をまとめ、伝える編
- 第11回:まとめと責任あるAI活用
各回で、すぐに使える実践的なプロンプトをご紹介していきますので、ぜひご自身の事業構想に役立ててください。
7. おわりに AIと共に、あなたの可能性を広げよう
生成AIは、私たちの働き方、そして創造のプロセスに大きな変化をもたらしています。
事業構想という、これまで「個人の閃き」や「地道な努力」に頼る部分が大きかった領域においても、AIを良きパートナーとして活用することで、より多くの人が、より早く、より質の高いアイデアを形にできる時代が訪れようとしています。
このブログシリーズが、あなたがAIと共に新しい可能性を探求し、心の中にあるアイデアや夢を実現するための一歩を踏み出す、そのきっかけとなれば幸いです。
次回から、具体的なAI活用法とプロンプトの世界に飛び込んでいきましょう。どうぞお楽しみに!