生成AIを活用して調査業務を効率化しよう

みなさん、こんにちは。デジタルツール・生成AI活用アドバイザーの津田淳(中小企業診断士)です。

今回は、生成AIでもChatGPTだけじゃないということで、とっておきのツールをご紹介したいと思います。

パープレキシティ(Perplexity)といいます。私はすぐに課金をして使い始めました。すると80%くらいはこれを使っている状態となりました。

このツールはインターネットから情報を検索し、ChatGPTやClaudeといった生成AIと連携して結果をまとめてくれる便利ツールです。

インターネットの情報を検索して生成してくれるので具体的な回答が得られます。

Perplexityの特徴と活用例をまとめてみましたのでご参考ください。

目次

  1. Perplexityとは?
  2. Perplexityの主な特徴
  3. 小規模企業での活用例
  4. 注意点と今後の展望

1. Perplexityとは?

Perplexityは、人工知能を活用した検索エンジンで、自然言語での質問に対して、インターネット上の情報を基に要約された回答を提供するツールです。従来の検索エンジンとは異なり、単に関連するウェブページのリストを表示するのではなく、質問に対する直接的な回答を生成します。

2. Perplexityの主な特徴

リアルタイムの情報提供
Perplexityは最新のインターネット情報を基に回答を生成するため、常に最新の情報を得ることができます。有料版だとPro Search機能により質問を自動的に解釈し様々に検索を実行し情報を収集してまとめてくれます。

ソースの表示
回答の信頼性を高めるため、情報源となったウェブサイトへのリンクを提供します

自然言語での対話
複雑な質問や追加の質問にも柔軟に対応し、より深い理解を得ることができます。

LLMの選択
GPT-4oやClaude3.5sonnet、Llama3.1 405Bなどの言語モデルを選択できます。

フォーカス機能
インターネット全体で検索、公開された学術論文で検索、方程式を解いて数値を見つける、検索せずにテキスト又はチャットを生成する、ビデオを見つけてみる、ディスカッションや意見を検索

多言語対応
様々な言語での質問と回答が可能で、国際的な情報収集に役立ちます。

画像(絵画、写真、イラスト、図表)生成
Playground v2.5、DALL-E3、Stable Diffusion XLが利用できます。

パーソナライズ
ChatGPTのカスタムインストラクションと似た機能でデフォルトで与えておける指示になります。

コレクション
スレッドを整理してグループ化できる。

Pages
スレッドからブログ記事を作れる。個人的にはこの機能はとても便利です。簡単に記事が作れカスタマイズも簡単にでき共有もできるのが気に入っています。

3. 小規模企業での活用例

市場調査
競合他社の動向や業界トレンドを素早く把握できますが、コツはいるかなと思います。仮説を立てて、仮説を支持するデータを集めるのはGoogle検索とNotebookLMを使ったほうが楽かもしれません。下記に詳しい使い方の例を紹介していますので良かったらご参考ください。

経営課題の解決
経営上の問題に対して、様々な解決策や事例を探ることができます。

情報が少ない知識に対する精度
例えば難読地名の読み方はLLMでは学習データが乏しく正しく回答でき無いことが多いです。しかし、Perplexity aiではインターネットを検索して、都度回答を生成するのでニッチな情報でもインターネット上に情報があれば正しく回答できる事が多いです。

4. 注意点と今後の展望

Perplexityは非常に便利なツールですが、情報の正確性を常に確認する必要があります。参照元をしめしてくれるものの、RAGとは違い参照して解釈していると思われる回答になっています。また、著作権や個人情報保護にも注意が必要です。

様々なAIツールが登場し、それぞれ違いも出てきています。その中でもPerplexityは検索して、情報をまとめてくれるので、たくさんのWEBサイトを巡回して情報を収集するよりも効率的な情報収集ができると思います。

デジタルツールを上手に使いこなすことで、ビジネスの可能性が大きく広がりますね。

それでは今回はこの辺で失礼します。

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カテゴリー: AI