
皆さんこんにちは、事業構想×生成AI活用アドバイザー(中小企業診断士)の津田です。
前回は、なぜ今、事業構想を「言葉」にし、未来への「羅針盤」を持つことが重要なのか、そして、それが新しい挑戦における迷走を防ぎ、人と組織を動かす力になるのか、という私の熱い想いをお伝えしました。
さて、その未来を描くための羅針盤作り、いよいよ具体的なステップに入っていきましょう。最初のステップは、今回のテーマである『強みの発見』です。
どんな素晴らしい目的地(ビジョン)を描いても、どんな立派な船(事業)を持っていても、自分たちが「今どこにいるのか(現在地)」そして「どんな武器や装備を持っているのか(=強み)」を知らなければ、効果的な航路(戦略)は描けないからです。
強みは、あなたの事業を推し進める力強いエンジンであり、他社との違いを生み出す独自の装備なのです。
とは言え、「自分の会社(自分)の強みって、具体的に何だろう?」と改めて考えると、意外と明確に答えられない…という方も多いのではないでしょうか?
今回は、あなた(自社)の中に必ず眠っている「強みの元」=価値の源泉を発見して言語化するための、具体的な5つのアプローチを、AI活用法も交えながら分かりやすく解説していきます。
目次
1.「自社の強み」、明確に言えますか?
「あなたの会社(あるいは、あなた個人)の『本当の強み』は何ですか?」
もしあなたが、会社の舵取りをする経営者や、これから新しい事業を立ち上げようとしている方なら、この問いに自信を持って即答できるでしょうか? 長年事業を続けている方でも、意外と「うーん…」と答えに詰まってしまうことがあるかもしれません。
前回(第1回)でお話ししたように、事業構想を言語化・可視化することは、未来へ進むための羅針盤を作る作業です。そして、その羅針盤作りにおいて、全ての土台となるのが、今回テーマとする『強み』の発見です。
この強みとは何なのかはブログで何回か書きました。よかったらご参考ください。
事業が大きく飛躍する時や、新たなアイデアが形になる時を思い返してみてください。そこには多くの場合、
■ 自分(自社)ならではの経験やスキルなどの『強みの元』
■ 「こうしたい」「こうありたい」という『やりたいこと(想い・動機)』
■ 世の中のニーズや変化といった『ビジネスチャンス』
という3つの要素が、パズルのように重なり合っているはずです。
このブログシリーズは、これら3つの要素を解き明かし、あなただけの事業構想(未来図)を描く旅。
今回の第2回では、その根幹をなす『強みの元』= 自分(自社)ならではの価値の源泉の発見に焦点を当てます。
ただし、一つだけ心に留めておいていただきたいことがあります。
「強み」とは、それ単体で絶対的なものではありません。「誰にとって」「どんな状況で」価値を発揮するのか? という文脈があって初めて、「真の強み」として輝き出すのです。
この視点を持ちながら、まずはあなた(自社)の中に眠る「お宝=強みの元」を探すことから、一緒に始めていきましょう。
2. なぜ、私たちは自社(自分)の「強み(の元)」に気づけないのか?
「うちには、これといった強みなんてないよ…」と感じてしまうのは、なぜなのでしょうか? それには、いくつかの理由が考えられます。
- 当たり前すぎて「社内の常識」になっている
長年の業務プロセス、独自のノウハウ、社員間の阿吽の呼吸、培ってきた企業文化など、内部では普通のことでも、実は他社には真似できない貴重な財産(強みの元)である可能性があります。
- 謙遜や過小評価
特に誠実な経営者ほど、自社の成果を控えめに捉えたり、「まだまだだ」と常に改善点を探していたりするため、既に持っている価値を「強み」として認識しにくい傾向があります。
- 競合や「弱み」ばかりに目が行く
新しい競合の華々しい動きや、自社の「できていないこと」ばかりを気にしてしまい、足元にある確かな価値を見過ごしてしまうことがあります。
- 日々のオペレーションに忙殺
目の前の課題解決や日々の業務遂行に追われ、経営者も従業員も、立ち止まって自社の歩みや実力を客観的に評価する時間と心の余裕を持てていない。
もし、これらのいずれかに「うちもそうだ…」と感じる点があれば、それはまさに、まだ発見されていない「強みの元」が社内に眠っているサインかもしれません。
3. 埋もれた「強みの元」を発掘する!具体的な5つのアプローチ
では、具体的にどうやって「強みの元」を見つければよいのでしょうか?
ここでは、今日から試せる5つのアプローチをご紹介します。
目標は、まず「強みの元」となり得る、あなた個人だけでなく、会社・組織として持つ能力、経験、知識、技術、顧客基盤、社風、地域での評判などを、先入観なく幅広く洗い出すことです。
強みは以下のような階層があるとイメージすると分かりやすいと思います。
根っこ(Root)
- その人(会社)の最も深層にある価値観、信念、哲学、あるいは組織文化や創業の精神といった、行動や判断の根源となるもの。目には見えにくいけれど、全ての土台となる部分。
幹(Trunk)
- 根っこから養分を得て育つ、太くしっかりとした中核的な能力や特性。例えば、「顧客への深い共感力」「技術への飽くなき探求心」「変化を恐れない柔軟性」といった、複数の強みを支える基盤となるもの。(経営学でいう「コア・コンピタンス」に近いかもしれません)
枝(Branches)
- 幹から伸びる、より具体的なスキル、知識、経験、技術、プロセス、あるいは保有するリソース(人脈、設備、情報など)。
葉・花・実(Leaves, Flowers, Fruits)
- 枝から生み出され、外部から最も見えやすい部分。具体的な製品やサービスの特徴、顧客に提供される独自の価値、市場での競争優位性といった形になって現れます。お客様が直接触れ、「これがこの会社(人)の強みだ」と感じる部分です。
(1)過去の『成功事例』『長年続いている理由』を棚卸しする
- 会社として大きな成果を上げたプロジェクトは?
- 顧客に特に喜ばれ、リピートや紹介に繋がった案件は?
- 時間を忘れて夢中になれた仕事、社員が生き生きと働いていた時期は?
- 長年、地域や業界で事業を継続できている根本的な理由は?
- それらはなぜ可能だったのでしょうか?(組織の力、特定の技術、独自のノウハウ、顧客対応の質、築き上げた信頼など、要因を探ってみましょう)
- 大きな成功だけでなく、小さな成功体験や、苦労したけど乗り越えた経験の中にも、重要なヒントが隠されています。
(2)『既存顧客の声(特にリピーター)』という宝の山を探る
- 長年お付き合いのある顧客や、繰り返し利用してくれる顧客は、なぜ他社ではなく、あなたの会社を選び続けてくれるのでしょうか?
- 直接いただいた感謝の言葉「〇〇さん(社)のおかげで助かったよ!」などの具体的なエピソードを思い出してみましょう。
- 顧客アンケート、ウェブサイトのレビュー、SNSでの言及などを改めて見返し、評価されているポイントを探します。
- 時には、クレームの中に隠れた「もっとこうしてほしい」という期待が、改善を通じて新たな強みに転化する可能性もあります。
- もし可能なら、信頼できる顧客に「率直に、うちの会社の良いところや、選んでいただいている理由は何ですか?」と直接聞いてみるのも非常に有効です。
(3)『社内外の関係者の目』を借りてみる
- 自分たちだけでは気づかない強みは、案外、身近な人たちが知っているものです。
- 従業員、特に長く勤めている方や、顧客と直接接する機会の多い現場の方に、「うちの会社の良いところや強みって、何だと思いますか?」と尋ねてみましょう。
- 同様に、主要な取引先、業界の知人、あるいは顧問税理士やコンサルタントなど、社外から客観的に見てくれている人に意見を求めてみるのも良いでしょう。
(4)『生成AI』で発見・整理・言語化を加速する
過去の経験や顧客の声などを様々な角度から振り返っても、「これだ!」という強みの元がなかなか見えてこない…。
あるいは、もっと客観的な視点や、自分では思いつかないようなアイデアが欲しい…。そんな時、強力な助っ人となるのが生成AIです。
AIは、膨大な情報を処理する能力や、多様な視点から物事を捉える能力を持っています。
これを活用することで、あなた(自社)の中に眠る価値の源泉=「強みの元」を発見するプロセスを、より効率的に、そして深く進めることができます。
ここでは、生成AIを活用して「強みの元」を発見するための、大きく分けて2つのアプローチをご紹介します。ご自身の状況や好みに合わせて使い分けてみてください。
【方法1】AIに情報を与えて『分析』してもらうアプローチ(客観分析型)
こちらは、あなた(自社)に関する様々な情報(経歴、事業内容、実績、顧客の声など)をAIにインプットし、それを客観的なデータとして分析してもらうことで、「強みの元」の候補をリストアップしてもらう方法です。
「まずは網羅的に、客観的な視点から、どんな可能性があるかを知りたい」「スピーディーに候補を洗い出したい」という場合に特に有効です。
- メリット:
- 客観的な視点が得られる(思い込みを排除しやすい)。
- 短時間で多くの候補を洗い出せる可能性がある。
- 自分では気づかなかった要素を発見できる可能性がある。
- デメリット:
- 提供する情報の質と量に結果が大きく左右される。
- AIの回答が一般的・表面的になる可能性もあるため、解釈が必要。
具体的な進め方(プロンプト例)
# 命令
あなたは経験豊富なビジネスアナリストです。
以下の私(私の会社)に関する情報に基づいて、潜在的な「強みの元」となり得る要素(スキル、知識、経験、実績、特性、リソース、評判、組織文化など)を、客観的な視点からできるだけ多く、具体的な根拠と共にリストアップしてください。
# 提供情報
* 私の経歴(または会社の沿革): [ここに具体的な情報を記述。箇条書きでも良い]
* 主な事業内容と特徴: [ここに具体的な情報を記述]
* 過去の成功事例や特に評価された点: [ここに具体的なエピソードを記述]
* 顧客からのフィードバック(ポジティブな点、感謝の声など): [ここに具体的な声を記述。複数あればリスト形式で]
* その他特記事項(技術、資源、受賞歴、社内での評判、地域貢献など): [あれば記述]
# 出力形式
* 箇条書きで、「強みの元候補」とその「根拠(提供情報のどの部分からそう言えるか)」をセットで記述してください。
* 多様な観点からリストアップしてください。
使い方のポイント
■情報は具体的に
提供する情報は、できるだけ具体的かつ正直に記述しましょう。曖昧な情報からは情報を引き出せません。
■あくまで「候補」
AIの回答は「絶対的な正解」ではありません。あくまで「仮説」や「候補」と捉え、「本当にそうだろうか?」「これは顧客にとって価値があると言えるのか?」と批判的に吟味し、自分の感覚と照らし合わせることが非常に重要です。
■深掘りの起点に
リストアップされた候補の中から、特に「おっ」と感じるもの、ピンとくるもの、あるいは「これはどういうことだろう?」と疑問に思うものを選び出し、次の対話アプローチで深掘りするのも良い方法です。
【方法2】AIと『対話』しながら探求するアプローチ(対話・深掘り型)
こちらは、AIを優秀な相談相手や壁打ちパートナーに見立てて、質問を投げかけたり、自分の考えを話したりしながら、対話を通じて思考を深め、新たな視点や気づきを得ていく中で「強みの元」を発見していく方法です。
「じっくりと考えを深めたい」「自分の言葉で納得感を持って強みを見つけたい」「アイデアのヒントが欲しい」という場合に特に有効です。
- メリット:
- 思考が整理され、深まりやすい。
- 予期せぬ質問から、新たな気づきや視点が得られることがある。
- 対話を通じて、強みに対する自分自身の理解や納得感が高まる。
- デメリット:
- ある程度の時間がかかる場合がある。
- 効果的な対話のためには、自分から問いを立てたり、考えを言語化したりする力も必要になる。
具体的な進め方(プロンプト例と対話の流れ)
① 下記のプロンプトを入力し対話をスタート(AIに役割設定と対話開始を依頼する)
あなたは、クライアントが自分でも気づいていない潜在的な強みや価値、そしてそれを支える根本的な価値観、思考様式、あるいは組織的な背景などを深く探求するのが得意な、経験豊富なビジネスコーチです。今から、私(私の会社)の「強みの元」とその源泉を見つけるための壁打ちをお願いします。私が話すことに対して、「なぜそれができたのか?」だけでなく、「それを可能にした背景には何があるのか?」という視点からも自由に質問を投げかけ、深掘りを促し、客観的なフィードバックをください。一緒に、私(当社)らしさの根源を探っていきましょう。
**なお、私(ユーザー)が「対話を終えます」と言ったら、それまでの対話内容全体を分析し、以下の構成で『強みの元 分析レポート』を作成してください。**
**【レポート構成】**
1. レポートの概要
2. 発見された「強みの元」候補とその分析(各候補について、支える源泉、具体例、活用可能性を記述)
3. 全体を通して見られる特徴・あなた(貴社)らしさの源泉
4. 今後のステップへのヒント(任意)
5. 留意事項
では、始めます。私がこれまでの仕事で最も「やっていて楽しかった」「充実感があった」と感じた経験について話しても良いですか?
② 自分の経験や考えを具体的に話す
例:「〇〇のプロジェクトで、△△という課題を解決した時が一番充実していました。なぜなら…」
③ AIからの質問やフィードバックに答える、さらに問いかける
AIの質問例:
「その時、特にどんな能力が活かされたと思いますか?」
「なぜ、他の人ではなく、あなた(貴社)がそれをできたのだと思いますか?」
「その経験から学んだことは何ですか?」
AIへの問いかけ例:
「今話した経験から考えられる、私の『強みの元』は何だと思いますか?」
「私が当たり前だと思っている〇〇というスキルは、客観的に見てどんな価値がありそうですか?」
「今の話について、何か気づいた点や、別の視点からの意見はありますか?」
④ 対話を繰り返しながら、思考を深掘りし、「強みの元」候補を見つけていく。
⑤ 対話を終了したいときは「対話を終えます」と入力します。強みレポートが出力されます。
使い方のポイント
■AIはパートナー
AIを「答えを出す機械」ではなく、「思考を助けてくれるパートナー」として捉え、積極的に対話しましょう。
■具体性が鍵
自分の経験や感情、考えを具体的に言葉にすることが、質の高い対話を生みます。
■行き詰まったらAIに頼る
「今の話を要約して重要な点を教えてください」「別の角度から質問してもらえますか?」など、対話の進行をAIに助けてもらうことも有効です。
■最後は自分で判断
AIとの対話で得られた気づきや候補も、最終的には自分の経験や価値観と照らし合わせ、「これこそが自分の強みの元だ」と納得できるものを選び取ることが大切です。
(5)『事業活動の流れ』から価値の源泉を探る(バリューチェーンの視点)
少し視点を変えて、あなたの会社の事業活動全体を、一連の「流れ」として眺めてみましょう。
商品やサービスが顧客に届くまでには、様々な活動が連鎖しています。これをバリューチェーン(価値連鎖)と呼び、この流れのどこで価値(Value)が生まれているかを見る考え方です。
例えば、街で人気の小さな洋菓子店を想像してみてください。美味しいケーキがお客様の手に渡るまでには、大きく分けて次のような活動がありますよね。
- 商品企画・開発:季節のフルーツを使った新作ケーキのアイデアを考え、レシピを開発する。
- 原材料の仕入れ(調達): こだわりの卵や牛乳、フランス産のチョコレート、旬のフルーツなどを仕入れる。
- 製造・加工: パティシエが生地を作り、焼き上げ、クリームを塗り、デコレーションを施す。
- 店舗運営・販売(マーケティング・販売): お店のショーケースを魅力的に飾り付け、来店したお客様に笑顔で接客し、商品を説明し、レジで会計をする。SNSで情報を発信する。
- 包装・お渡し(出荷物流): ケーキを丁寧に箱に入れ、リボンをかけ、お客様にお渡しする。場合によっては配達も。
- アフターサービス: 購入後のお客様からの問い合わせに対応したり、ポイントカードを発行したりする。
そして、これら一連の活動を支える、人材育成や経理、衛生管理などの活動もあります。
この一連の活動の流れの中で、
■ 特にどの部分でお客様に独自の価値を提供できている(お客様が特に喜んでくれている)か?
■ 他のお店(競合)と比べて、どこに特別な工夫や効率の良さ、こだわりがあるか?
■ どの活動が、お店の利益や良い評判に大きく貢献しているか?
をじっくりと考えてみてください。
先ほどの洋菓子店の例で言えば、
- 「他店では手に入らない、契約農家から直接仕入れる特別な苺(調達)が、うちのショートケーキの味の決め手になっているかも」
- 「先代から受け継いだ独自の製法で作るカスタードクリーム(製造)が、他にはない深いコクを生んでいる」
- 「単に売るだけでなく、お客様の好みや利用シーンに合わせて、最適なケーキを提案する接客(販売)が、リピーター獲得に繋がっているのかもしれない」
- 「見た目も華やかで、贈った相手に必ず喜ばれる美しいラッピング(包装)が、ギフト需要を支えている」
…というように、日々の業務プロセスの中にこそ、見過ごされがちな「強みの元」が隠れていることがよくあります。
それは、特別な技術やレシピだけでなく、「笑顔の接客」や「効率的な仕入れルート」、「美しいラッピング」といった、一見地味に見える活動の中にも存在するのです。
ここで見つけた「事業活動における価値(強み)の源泉」は、まさにあなた(自社)の競争力の核であり、今後、事業の仕組み(例えば、ビジネスモデルキャンバスで考える『キーアクティビティ(主要活動)』や『価値提案』など)を設計したり、改善したりする上で、非常に重要なヒントになります。
4. 簡単ワークシート:「自社(私)の強みの元」リストを作ってみよう!
さあ、ここまでのアプローチを参考に、まずは手を動かしてみませんか?
難しく考えず、思いつくままに書き出すことが第一歩です。以下のようなシンプルなリスト形式で、あなた(自社)の「強みの元」候補を書き出してみましょう。
強みのカテゴリ | 具体的な内容・エピソード(思いつくままに書き出してみましょう) |
過去の成功体験・うまくいったこと | 例:〇〇プロジェクトで目標達成、△△で顧客満足度No.1獲得 ・ ・ |
顧客・取引先から褒められたこと・感謝されたこと | 例:「対応が早い」「説明が分かりやすい」「〇〇さん(社)にしか頼めない」 ・ ・ |
自分(社員)が得意なこと・好きなこと・夢中になれること | 例:細かい作業が得意、新しい技術を学ぶのが好き、人と話すのが得意 ・ ・ |
長年続けていること・実績 | 例:創業〇〇年、業界での実績、特定の技術に関するノウハウ ・ ・ |
保有している資格・技術・特許・設備など | ・ ・ |
他社にはないと思われる独自のプロセスや企業文化 | ・ ・ |
事業活動の流れの中で価値を生んでいる活動 | 例:独自の仕入れ、高品質な製造、迅速な納品、手厚いサポート ・ ・ |
その他、強みになりそうなこと | ・ ・ |
5. Miraiz(未来図)があなたの会社(個人)の「強みの元」発見と「真の強み」への昇華をどうサポートするか
「自分で考えてみたけど、これで合っているのかな?」「もっと客観的な意見がほしい…」 「AIを使ってみたけど、どう解釈すればいいか分からない…」
そんな時には、ぜひ私たちにご相談ください。Miraizは、「専門家(私)によるヒアリング」と「生成AIによる多角的な分析」を組み合わせることで、あなた(自社)の「強みの元」発見と、それを「真の強み」へと昇華させるプロセスを強力にサポートします。
- 専門家(私)による経営者・従業員ヒアリング: 経営者ご自身も気づいていない組織全体の強みや、現場に眠る価値あるノウハウなどを、対話を通じて丁寧に引き出します。個人の能力と組織としての力の両面から光を当て、思い込みや見過ごしを防ぎます。
- AIによる多角的な分析: ヒアリング内容やご提供いただく会社の資料などをAIが客観的に分析し、「強みの元」候補を体系的に整理・リストアップします。さらに、それらがどのような市場、顧客、事業戦略といった文脈で「真の強み」として活かせる可能性があるか、客観的なデータや類似事例に基づいた具体的なヒントや活用アイデアを提示します。
Miraizは、経営者の熱い想いや経験知と、AIの冷静な分析力を融合させることで、単なるリストアップに終わらない、既存事業の強化や新規事業展開に確実に繋がる、活きた「強み」の発見と、それを効果的に伝えるための言語化をお手伝いします。
6. まとめ:「強みの元」を、事業成長のエンジンへ
今回のワークで見つけた「強みの元」のリストは、あなたの会社が持つポテンシャルそのものです。いかがでしたか?思った以上にたくさんのお宝が見つかったかもしれませんね。
これらを再認識し、明確な言葉にすることが、既存事業の改善、従業員のモチベーション向上、そして新たな事業展開や組織変革を進める上での、力強い内部エンジンとなります。
しかし、思い出してください。「強みの元」は、それだけではまだ原石です。大切なのは、この「強みの元」を、
- あなたが(会社として)「何を成し遂げたいのか(やりたいこと・動機・ビジョン)」
- そして「どこに貢献の機会があるのか(市場・顧客・チャンス)」
と結びつけていくことです。
次回、【第3回】「顧客のニーズを正しく掴む:ペルソナ・セグメント分析の基本」では、いよいよあなたの「強みの元」が、『誰』にとっての価値(=真の強み)**となるのかを探るステップに進みます。
今回作成した「強みの元」リストという名の可能性の地図を携えて、ぜひ次回の旅にもご参加ください!