皆さんこんにちは。デジタルツール・生成AI活用アドバイザーの津田淳(中小企業診断士)です。
企業の成功には、その企業の強みを理解し、それを戦略的に活用することが欠かせません。
しかし、自社の真の強みを洗い出すことは、思っている以上に難しい場合もあります。なぜなら当たり前なこととして行っている行動の中に潜んでいることが多いからです。
以下の5つの視点から強み(有利な点、優れた点、独自性)を発見し、それを最大限に活用する道筋を見つけることができます。
(1)データに基づく評価
- 財務データ(売上、利益率、市場シェアなど)を分析し、自社の強みと弱みを数値的に把握する。
- 顧客データ(顧客満足度、リピート率、クレーム件数など)を分析し、自社の商品・サービスの評価を客観的に理解する。
(2)外部からのフィードバックの活用
- 顧客アンケートやインタビューを実施し、自社の商品・サービスに対する評価や改善点を収集する。
- 取引先や協力会社からの意見を聞き、自社の強みと弱みを多角的に理解する。
(3)競合他社との比較分析
- 競合他社の商品・サービス、価格設定、営業戦略などを分析し、自社との差異を明確にする。
- 競合他社に対する自社の優位性と劣位性を特定し、強みと弱みを相対的に評価する。
(4)第三者による評価の活用
- 外部のコンサルタントや専門家に依頼し、自社の事業を客観的に評価してもらう。
- 業界団体や評価機関による調査結果を参考にし、自社の位置づけを客観的に把握する。
(5)社内での率直な議論
- 経営陣や従業員が集まり、自社の強みと弱みについて率直に議論する。
- 日頃の業務の中で感じている課題や改善点を共有し、自社の状況を多面的に理解する。
- 創業から現在までのストーリーの中から成長の理由を考える。
これらのステップを踏むことで、自社の真の強みを見つけ出し、それを戦略的に活用することができるでしょう。それが、長期的な成功への道筋を示す鍵となります。
強みとは一体何で、どのように見つければ良いかは別のブログで書きました。
モヤモヤするかたはこちらの記事もご参考ください。
今回は強みを見つける視点について書いてみました。
我々のような経営コンサルタントの視点や、社内における率直な議論の中からも気が付かなかった強みに気が付く事も良くあります。
ぜひ、強みを活かし新たな事業展開、既存事業のバージョンアップを目指してみてはいかがでしょうか。
それでは今回はこの辺で失礼します。
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