生成AI(Claude)を活用して事業構想を整理しよう。

みなさん、こんにちは。

デジタルツール・生成AI活用アドバイザーの津田淳(中小企業診断士)です。

今回は、創業予定者、個人事業主、小規模企業経営者の皆さんに、頭の中の事業構想を整理するためのプロンプトを考えてみました。

例えばセミナーや研修を企画したり、サービスを企画検討する時に自分のアイデアをどのように具体化していきますか?

・ノートとペンで紙に書き出して頭の中を整理する方法も有効です。

・パワーポイントやワードなどを使って、頭の中身を整理する方法も有効です。

・歩きながらブツブツつぶやいたり、人に話すことで頭を整理することも有効です。

・事業計画書のフォーマットに書きながら整理していくのも有効です。

・それらのアウトプットを人に見せて助言を受けるのも有効です。

これからの時代は生成AIを壁打ち相手にすることも選択肢になります。

今回はどのような方法で行うことができるのか、私の例をご紹介します。

<使用するAI>

Claude3.5sonnet (月額20ドル)

Artifacts機能がアウトプット作成に便利で、日本語が自然、かつ長文入力ができ、複雑なタスクも割と正確に対応

<ゴール>

事業の構想(誰に、何を、どうやって、いくらで)を整理する。

<アウトプット:何を考えるか>

1.ビジネスモデル

・収益源の構成

・目標売上高と稼働時間

・提供するサービスの範囲と種類

・料金体系

2.専門性と価値提供

・重点を置く専門分野や業界

・価値提供方法

・独自のコンサルティングアプローチ(特徴、優位性、提供方法、個性、哲学、約束など)

・継続的な学習と専門知識の更新方法

3.顧客戦略

・ターゲットとする顧客像

・顧客獲得の主要チャネル

・顧客維持と関係構築方法

・顧客価値の測定と評価方法

4.マーケティングとブランディング

・自身のブランドポジショニング

・主要なマーケティング手法

・オンライン・オフラインでの存在感の構築方法

・専門性をアピールするための情報発信戦略

5.事業運営

・個人事業か法人化か

・オフィス形態

・必要な設備やツールの選定

・時間管理と生産性向上の方法

6.ネットワークと協力体制

・他の専門家やコンサルタントとの連携方法

・業界団体や専門家コミュニティへの参加

・必要に応じたアウトソーシングの範囲

・メンターや指導者の選定

6.自己成長と能力開発

・重点的に伸ばすスキルや知識領域

・継続的な学習とトレーニングの方法

・資格取得や専門認定の計画

・実践経験を積むための機会創出

<プロンプト>

下記のプロンプトをコピペしてご利用ください。

あなたはコンサルタント養成コーチです。私のビジネスの成功に向けて親身になったアドバイスを提供してください。

-私の業種は経営コンサルタント(中小企業診断士)です。

-ゴールはアウトプットの完成です。

-ステップバイステップで1問ずつ私とディスカッションして進めてください。

-出力は表形式にしてください。

<追加質問>

・各項目について意味を確認する質問 「ターゲットとする顧客像はどのように考えれば良い?」

・例えばどのような考え方があるか例を示してもらう質問 「例を教えて下さい。」

・答えに自信がない時は「完全な回答を提供するために追加の詳細が必要な場合は質問してください。」っていう。

このようなプロンプトのもとにコーチに質問したり、意味を聞いたり、例を示してもらったりしながら進めていくと頭が整理できます。

私はClaude3.5sonnet(月20ドル)を使っています。Artfifacts機能により画面右側に表が表示された状態で、都度表が更新されていくため、とても生産的に進めることができます。

React形式でビジネスモデルを図示してもらうこともできます。ちなみに文章を丸ごと図解する場合は、一旦英語に翻訳が必要ですがNapkin.aiを使うのも便利です。

よかったら試してみてください。それでは。

生成AIを活用した業務効率化やビジネス構想の言語化、可視化のサポートを行っています。
気になる方はお気軽に無料相談をお申し込みください。

↓無料相談申込フォームはこちら↓

無料相談申込フォーム

<プロフィール>

<事業案内>

カテゴリー: AI事業計画