皆さんこんにちは、千葉県松戸市の中小企業診断士の津田淳です。

皆様は事業価値を高める経営レポートをご存知でしょうか。

これは自社の強み(知的資産)をしっかりと把握し、それを活用することで業績の向上に結び付ける「知的資産経営」を実践していくために作成する「知的資産経営報告書」の要約版になります。詳しくは中小機構のホームページをご覧ください。

新規事業を検討する際は、何ができるのか?自社が優れている点は何か?といった強みから事業機会を探していく考え方をすることが多いですが、環境の変化が激しい状況の場合(東南アジアなど)はむしろ事業機会から自社が何ができるかと考えることもあります。

そのため、自社の強みが何なのか知っていると事業機会があった場合にピンとくる、情報感度が高くなってきます。しかし、自社の強みは何ですか?と聞かれて即答できますでしょうか?

強みは、人に属する強み、仕組みとして組織に蓄積した強み、仕入先や協力先などの関係者との連携により発揮される強みなどがあります。一人の人が会社のすべての強みを洗い出せるということはなく、組織の様々な人たちがそれぞれの仕事から、自社の強みを考えて洗い出し、共有していくことが重要だと思います。

このような強みを知り、磨き、活かし、儲けることを考えるツールが事業価値を高める経営レポートです。

ということで、知的資産経営研究会での事例発表に登壇いたします。プロ向けに話をするので緊張します。

カテゴリー: 事業計画